投稿日： 2016年 4月 11日

ランニングエコノミー・レッスン第２弾！

２月に実施した「ランニングエコノミー」のレッスンの後、ご参加いただいた中のお二人から「マラソンで５分も自己記録を更新しました！」「初めてフルマラソンを楽しいと思えました」と嬉しい報告がありました。「また、やってほしい」という声がありましたので、４月１０日に「ランニングエコノミー・レッスン第２弾」として開催しました。

ランニングエコノミーには、いろいろな要素がありますが、簡単に誰でも取り組めるのが、「動きの習得」と「フォーム改善」です。難しいと思われがちですが、苦しいトレーニングをたくさん積んでいくよりも、効率の良いフォームで経済的に走るほうがとても楽ですし近道です。

今回は、動きのテーマを３つ挙げて、レッスンを実施しました。

１．腕振り（肩甲骨）

２．姿勢と地面反力

３．骨盤の動き（股関節の伸び縮み）

腕振りは、もしかしたら、一番大事かもしれません。腕の振り方で、姿勢や足腰の動きが変わってしまうからです。肩の力を抜いて、腕を真っ直ぐに振るコツを掴んでもらいました。

ランニングは、地面に力を伝え、地面反力をもらって、それをカラダにどう伝えていくかがポイントとなります。その時に、「姿勢やカラダの形がどうなっていなければいけないか」を解説しました。

理想の腕振りと姿勢ができれば、骨盤が正常に動きます。「骨盤を動かすために、何をどう意識しなければいけないか」を説明し、体感してもらいながら、実際に歩いたり走ったりしてもらいました。なかなか難しいのですが、皆さん、説明には納得していただけたようでした。

最後のまとめとして、腕と姿勢、股関節を意識して、１ｋｍを２本、フリーペースで走っていただきました。「動きを意識するとスピードが出るので、呼吸が追いつかないです」という言葉が出ていました。

従来のペースが楽に走れるようになる。これが正に『ランニングエコノミー』です。

レッスン終了後に、「質問コーナー」を設け、コーチ陣が様々な質問を受け、解説させていただきました。このレッスンが、ご参加いただいた方々のパフォーマンスアップに少しでも繋がることを願っています。

ＥＶＯＬＵランニングクラブの練習会では、常に動きのテーマを設定しながら、動き作りや走技術練習を毎回行っていますが、イベントとして、会員以外の方でもご参加いただけるようレッスンを企画していきます。