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日本選手権 結果報告
投稿日: 2016年 6月 27日 月曜日
こんにちは。
先週6/24(金)から行なわれました日本陸上競技選手権大会に出場しましたので報告します。
■男子800m予選(1組目)
結果:組6着 1’51″66
ここに至るまで、たくさんの思いを持って今大会に臨みました。結果が結果なだけに目を背けたい思いと、気持ちが整理できていない部分が多くあります…。
しかしどんな結果であれ、この場でご報告をすることで応援していただいた方に対しての、感謝の気持ちを返すことが出来ればと思い報告させていただきます。
4年前。大学4年生だった自分は、大阪で開催されロンドンオリンピック選考会でもあった日本選手権でチャレンジした結果6位でした。本当に悔しくて…社会人になってもあと4年間本気でリオデジャネイロを目指そうと、今日まで取り組んできました。
この4年間は、本当に嬉しいこと1割ー辛い事9割の人生だったかと。
レースが終わった瞬間は、心に大きな穴が開いたような感覚でした。正直今でも4年間何してきたのだろう?と振り返ったり…。
辛いことは多かったけども、やはり試合で勝ったり、自己ベストを出せた瞬間はとても充実感であふれ、更なる目標・高みへと自分のモチベーションも上がり、心の底から陸上を楽しめている瞬間でもあります。
しかしここ最近では、本当に陸上を楽しめていたかというと…はっきり「楽しめている」とは言えなかったと思います。取り組んでいる事に対して「思うような結果が出ない」これが一番自分を苦しめていることだと思います。
レース後に様々な方からお言葉をいただきました。
その中でも、谷川聡先生から「山の頂上を目指す時に、同じ登り方をしていては駄目。違う登り方を身に付ける事」といただいた言葉はとても考えさせられるものでした。
常に環境や体は変化していて、必ずしも成功していた・結果が出ていた時の「やり方」が正解ではないし、違った環境や体の状態でも同じことを繰り返して上手くいくことは、困難であると改めて思いました…。
沢山の気付きと思いがある中で、4年に1度のチャンスを終えてしまいましたが、今シーズン最終戦はホクレンディスタンスチャレンジになります。腐らずに120%の自分が出せるよう今はそこに向けてもうひと踏ん張り頑張りたいと思っています。
ここまで応援していただきありがとうございました。
EVOLU 中村康宏
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