小学生向け走り方教室、中高生向け陸上教室をはじめ、大学生・実業団アスリートへ向けたトレーニング指導、元オリンピアンによるマラソン大会等のゲストランナーや講演、市民ランナー、一般向けの健康増進を目的としたランニング&ウォーキング教室など、子どもから大人までの幅広い対象者とレベルに合わせた出張指導をいたします。
講師派遣について
『ランニングのポイントは基本動作にあり』
投稿日: 2016年 10月 29日 土曜日
10月26日(水)にEVOLUランニングクラブコーチ陣が東京体育館サブアリーナにて、東京都スポーツ文化事業団主催のランニングセミナーに講師として参加してきました。
ウォーミングアップ後にランニングに必要な動きづくり・テクニック・走りのポイント練習を理論と実践を組み合わせながら2時間のクリニックを行いました。
ウォーミングアップは頭と身体の準備から
◎脳への刺激で運動神経を作る!
運動はすべて脳からの指令!じゃんけんと動きを組み合わせたゲームを実施。指示に変化をつけて聴覚や視覚といった五感を研ぎ澄ませながら、普段と違う刺激が脳にどんどん入っていくことで脳の神経回路を増やしていきます。
◎ジョギング・体操
大きな円を作るようにジョギング、体を少し温めたところで体操を実施。体操は前後・左右バランスを考えつつ、筋肉の動的な柔軟性を高める目的として行いました。
◎コーディネーショントレーニング
ランニングは手と足の組み合わせ運動!これから動くために様々な動きで手と足の組み合わせ運動ができるようにコーディネーショントレーニングで運動神経の回路を作っていきました。
ランニングの基本トレーニング
◎動きづくり
ランニングにおいて重要な肩甲骨・股関節周り、捻転動作など、前後左右の拮抗筋が正しく使えるように動きづくりを行っていきました。
◎テクニック練習
上半身の使い方を中心に腕振りと体幹の使い方を確認。腕を大きく使うことで肩関節の可動域を広げ、体幹を使いながら片脚支持姿勢をとり進み、ランニングに必要な四肢の操作性とフォームの安定性につなげました。
◎ランニングフォームのポイント確認
下半身の使い方を中心にフォームのポイントを確認。股関節から動かす意識、接地する足の裏の付き方に変化をつける、筋肉の伸び縮みを強調してなど、関節の動きへの気づきを取り入れ、振り出した脚へ乗り込む動作を行った後にジョギングで自分のフォームに落とし込んでもらいました。
今回のセミナーで様々な身体の使い方やポイントを紹介させていただきましたが、今後のランニングライフにおいて、何かヒントになるものがあったら嬉しく思います。
ご参加下さった皆さま、本当にありがとうございました!