毎月代々木とつくばで1回ずつ、ランニングイベントを開催!どなたでもご参加できます。
主にランニングフォーム改善とスピード強化を目的としたプログラムです。
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ランニング動作の重心移動を身体で覚える!
投稿日: 2016年 11月 4日 金曜日
フォーム改善シリーズ(全8回)の第3回は、10月29日(土)に「重心移動」をテーマに行いました。
「重心移動」とはよく耳にすると思いますが、実際ランニング動作において、身体のどこに「重心」があって、その重心をどう動かしていくのか?を理論+実践(動き作り&テクニック練習)を合わせて行いました。
頭で重心移動を理解しても、それを身体で表現していくのは、以外と難しいものです、、、ね。
でも、身体で具現化するための反復練習をして「コツ」をつかむことで、短時間でもランニングフォームは確実に改善されていきます!ちょっとした「コツ」ですね☆
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重心移動の練習方法とは?
◎動き作りで神経回路を作り、身体の操作性を高めます
▼準備運動も頭を使う▼
準備運動はルーティーンではないので、それぞれの動作には意味があります。ランニングで使う筋肉の動かし方をイメージしながら近野コーチの解説付準備運動!これが地味に評判がいいんです!笑
準備運動後は動き作りへ。ランニング動作に必要な手脚の神経回路を作りながら、関節の可動性、筋肉の動かし方を身体に入れながら準備していきます。
◎重心の位置確認→直接、重心そのものを動かしていく
▼重心移動とは?▼
重心移動のメカニズムをイメージできるようにデモストレーションで解説し、マーカーを使って重心そのものを動かしていくテクニック練習をしていきました。
人間の身体を1つの物体と考えた場合、重心(質量の中心)はちょうどおへその下あたり=丹田と呼ばれることろが重心になります。その重心が目的地に移動して初めて、身体全体が前に進むことになります。意識をしないと前に出した接地した足に対して重心が遅れるので、いわゆるブレーキとなり、エネルギー(筋収縮)を使って重心を前に移動させるため、時間がかかる重心移動になってしまいます。そこで、自分の意志で、前に出した足が接地するタイミングで足の真上に重心(丹田)を乗せて、時間のかからないスムーズな重心移動にしていきます。待っていては重心を移動させるのに時間がかかってしまうので、自分の意志で出した足の真上に重心(丹田)を乗せて、一気に前に進む、時間のかからない重心移動を身につけていきます。
◎地面を押す力を意識して重心を移動させる
▼身体の使い方を意識して間接的に重心を動かす▼
重心移動をする過程で、意識の仕方や方法は多様です。最後は直接、重心を意識するのではなく、股関節を伸展させて地面を押す動きを階段やミニハードルを使って身につけることで、結果、大きく重心移動ができるテクニック練習を入れていきました。重心移動という目的は一緒でも、意識の仕方や練習方法を多様化することで、個々に合った(ハマった)練習方法を見つけていただければ嬉しく思います!
次回フォーム改善シリーズ④は11月26日(土)15:30~17:00に開催します。テーマは「手足のタイミングを合わせた省エネ走法」です!
〜全身を協調させることで、スピードが出せ、且つ、無駄なエネルギーを使わずに走ることができます〜
みなさまのご参加を心よりお待ちしております♪