近野義人のブログ
国体での高校新記録について
投稿日： 2014年 10月 22日 水曜日
エボーリュアスリートクラブの近野です。
月曜日に長崎国体から戻って参りました。
国体では少年男子800mでの衝撃的な走り（高校日本新記録）を目の当たりし、
感じるところが多々ありましたし、我々の取り組みの必要性を再認識しました。
千葉代表の前田恋弥選手（市立船橋高校）が1分48秒08の高校新記録で優勝しました。
高校生だけのレースで記録を狙うには、誰かが速いレースを仕掛けるか、
自らペースを作っていくしかありません。また、記録をねらうには
『速いレースに対する身体と心の覚悟』と『苦しくなってからも攻め抜く勇気』
も必要となります。
彼の挑戦が全てにおいて表れており、見る者を魅了するレースでした。
中・高生の皆さんが前田君のようになるにはどのような事をすれば良いでしょうか？
400mを53秒で通過し、尚もスピードを維持し続けるには、加速や中間疾走の技術が
優れていなくてはできません。そして終始、フォームのブレが無く走り切っている
ことから、体幹の強さもあると考えられます。
ではそれらを養うために、何をしたらよいのか？ 考えられる要因を上げると、
体幹の強化、体幹と四肢の連動性を高めるトレーニング、動きの基礎を身に付けるドリル、
走技術を高める専門練習などをする必要があるのではないでしょうか。
ジュニアの世代で将来の下地となる基礎を構築することが重要で、私どもエボーリュは
トラッククラブを設立し、ジュニア世代の基礎となるコーディネーション力・筋力・
走技術を教え学ばせる場とすることを考えました。
何ができて何ができないのか？今以上に競技力を高めるにはどのようなことが必要なのか？
それらのヒントをお教えできるかとおもいます。
興味のある方、更には、日本のトップ・世界を目指したいジュニア選手は11月に行われる
体験レッスンに是非ご参加下さい。
近野
