EVOLUランニングクラブ

毎月代々木とつくばで1回ずつ、ランニングイベントを開催!どなたでもご参加できます。 主にランニングフォーム改善とスピード強化を目的としたプログラムです。
開催予定のイベントはこちら

スピードを出すための身体の使い方、力の出し方とは?

投稿日: 2017年 5月 22日 月曜日

5月テーマ:フォーム改善とスピード養成①

5月から月例のRunningフォーム改善クリニックをスタートしました!(毎月1回ずつ、代々木とつくばで開催します)
マラソンシーズンから逆算した年間強化計画に基づき、毎月テーマを決めていきます。
夏に向けたこの時期は、気温が高くなる気候を利用しながらスピード強化を図ります。クリニックの初回は、先ずはスピードを出せる動きと力の出し方を身体で覚えることを目的として、スピード養成をテーマにプログラムを実施しました。

ポイント① スピードを出すためには股関節の動きが必須!

スピードを出したくても、身体の使い方や可動域が小さければ、動きの過程でスピードに対する制限がかかってしまいます。マラソンや長距離走においては、動きの余裕度が持続力につながるため、力を使わずにスピードを出せることができる動き=フォームが大切です。そのキーポイントとなるのが、股関節をいかにダイナミックに、かつ、屈曲と伸展のタイミングを合わせることができるか?になってきます。

▼本日のポイントとなる股関節の屈伸展を覚える重要な動きづくりり。この動きが正確にできてくると、ランニング動作の中で股関節が上手く使えてきます。

▼少しずつ、走りに近い動作へ・・・。
股関節の屈伸展動作の動きづくりで身体に感覚を残したまま、階段を使って同じように、屈伸展動作を行います。

▼重心移動も入れながら、推進方向につなげる屈伸展動作を覚えていきます。力の加え方と方向性のタイミングを合わせていきます。

短距離選手ではありませんが(笑)、本日はクラウチングスタートを実施!実は、クラウチングスタートは「股関節」をダイナミックに使える動きなんです。なので、股関節をダイナミックに使う目的として、練習方法の1つの手段として実施しました。初めての方もいらっしゃって、みなさん、何気に楽しそうでしたね~♪笑

※練習に夢中で残念ながら写真なし(><)

ポイント②力の出し方を覚えて筋の動員数を増やす

使用性肥大・廃用性萎縮というルーの法則がありますが、人間は使わないと機能が萎縮してしまいます。日常生活やジョギングでは、ほとんどスピードに使う筋肉が使われることがないので、スピードに使う筋肉を持っていても、動かす動員数が減ってしまいます。よって、たまには全力走のような動きで、眠っているものを目覚めさせてあげることも大切です。

▲本日は、子どもに戻ったつもりで、2人組で追いかけっこゲーム。実は、これは理にかなった練習方法なんです。追いかけたり、逃げたりして、普段以上の力を発揮して、スピードを出すための力の出し方や筋の動員数を増やしていきます。

▲追いかけっこで捕まった人は腕立ての罰ゲームも入れてみました!笑 時には少年の心で楽しく練習するのも大切ですよね♪笑

最後は100mや400mという距離を使って走練習へ!
※5/20のFBで動画を投稿しましたので、確認してみて下さい(^0^)

段階を踏みながら股関節の使い方や力の出し方を習得していくことで、100mや400mの走りの中で股関節がいつもよりダイナミックに動いて、躍動感ある走りに変化していたように感じました!そういった参加者のみなさまの走りを観ていて、やはり本気で何かを変える時は大胆に!かつ極端に!取り組むことで、「変化」が生まれてくるように思いました。もちろん、コツコツと継続することが何よりですが・・・(^^)

型にはめずに、そういった皆様の反応と変化を確認しながら、これからも効果がある練習方法を模索していきたいと思います。

▼最後に・・・今回も大塚製薬様のご協力により、カロリーメイトゼリーをご提供いただきました♪アップル・ライム&グレープフルーツ・フルーティミルク味の3種類あって、美味しく、飲みやすく、こちらは参加者からも大好評♪みなさん、イベント直後にすぐ摂取いただいたので、トレーニング効果もバッチリでした!笑
大塚製薬さん、ありがとうございました!

次回、6月のRunningフォーム改善クリニック(代々木)は6月10日(土)17:15~18:45@織田フィールドで開催します。皆様のご参加をお待ちしています♪

※詳細とお申し込みはこちらから