弘山勉のブログ

嬉しいニュース!1回の動き基本指導でハーフ14分短縮!

投稿日: 2014年 10月 29日 水曜日

ちょっとした基本習得だけで、ハーフマラソンで14分も記録を短縮したランナー(受講者)の話

走りの『基本』って何だろう?

前回、記録が伸び悩んだり、スランプに陥ったりした時は、基本に戻りましょう・・・なる記事を書かせていただきました。しばらくは、このシリーズの解説のような内容を書いていきたいと思います。

まずは嬉しいニュースから。この前ご紹介した「1回の動き指導で10キロを3分短縮したランナーの方」が、先日、ハーフマラソンを走り、今度は、1時間43分 → 1時間29分に。 なんと!14分も記録を短縮したそうです。「フルマラソンで30分は記録短縮できますよ!」と話したことが現実味を帯びてきました。(嘘にならなくてよかった:苦笑)前もお話した通り、この方、腕と足のタイミングの取り方が絶妙に素晴らしく、その良さが生かされ始めたのだろうと推測します。我々もモチベーションが俄然アップしてきました(笑)。

安斉さん『基本』という言葉は、よく使われますが、抽象的過ぎます。

「基本が大事だ!」と言われても、漠然とは理解できますが、
何を指しているのかがわかりづらいものです。

走運動に限っていえば、基本とは、「速く走ることができる身体の使い方を実践するための基本動作」と言い換えていいと思います。(何か難しそうだな、と引かないでくださいね)

「良いフォームで走れ!」よく言われます

「フォームが悪いから速く走れない」これもよく使う言葉です。

それって、何が良くて、何が悪いの?

ここが問題です。足が運ぶと思ってませんか?

走りは、自分の身体を使って小さなジャンプを繰り返す運動です。全身運動と言われるのは、そういう理由からです。地面からもらった反発力を推進力に換えて進んでいくわけですが、足(脚)だけ意識しても高い推進力は産まれません。

動きを見る上で、観察点は、大きく分けて、10のポイントがあります。(増やそうと思えばいくらでも増やせます:笑)

フォーム解析〇接地

〇足関節

〇膝関節

〇股関節

〇姿勢(体幹)

〇肩関節(肩甲骨)

〇肘関節

〇頭部

※重心位置

※全身協調性

これら全てが「鶏が先か? 卵が先か?」という世界です。

何が言いたいかというと・・・

例えば、ブレーキがかかる接地をしてしまう人に、接地を直せと言っても、そう簡単に修正できませんよね。なぜならば、そういう接地をする身体の使い方をしているからです。

つまり、上記の10のポイントを視点に、使い方に対する結果を解明する必要があります。

「足関節が先か?膝関節が先か?」「足関節が先か?肘関節が先か?」という具合に。

10のポイントが複雑に相互影響し合って、フォームが形成されていますから、ここが大事なところです。ただ、人それぞれ何年、何十年もの間で培った身体の使い方(癖)が染み付いていますから、動き修正をさらに難しくさせるのです。

ですから、全てを短期間に改善するのは、ちょっと無理ですが、一つのポイントを改善するだけで、他が同時に良くなることがあります。冒頭に紹介したランナーの方は、その良い例です。

EVOLU アスリートLabでは、この難題に挑んでいます。(システムやメソッドを構築していきますので、皆さん、お楽しみに!)現在でも、「パーソナルレッスン」ではもちろんのこと、「ベーシックレッスン」「トラッククラブ練習会」「初マラソンレッスン」でも動きの指導を行っています。

動きを改善し、速く走れるようにし、ランニングエコノミーを向上させる。この世界を体感していただきたいと思っています。