近野義人のブログ
腕と脚の振り方からランニングを見直す① スイング動作(その場)
投稿日: 2018年 10月 4日 木曜日
最近、ランニングクラブの練習会で片脚立ちになり腕と脚を振る『スイング動作』を特に取り組んで実施しております。この『スイング動作』は走ることにとても大切で、腕と脚を同時に振るタイミングが改善されるだけでフォームにも変化が出やすくなります。また、もも上げ・スキップ・バウンディングといった動きも上手くなり、地面反力を推進力に活かせるようになり、効率よく進むランニングフォームに結び付かせやすくなります。
やり方は、台や階段などの段差に片脚で立ち脚と腕を振るだけです。むやみに振るのではなく、遊脚と同じ腕・逆の腕と別々に振り、その後に、両腕を振りタイミングを合わせる練習をします。
≪動きのポイント≫
・膝と肘を曲げない
・四肢の付け根から動かす
・上体を揺らさないように姿勢を維持
脚を振り出す時に軸脚に体重が掛かり地面を押す感覚があるとタイミング良く動けていることになります。腕と脚を大きく速く振れる、地面に力がかかるタイミングでスイング動作を強調して身体が浮くようになれば、地面反力を推進力に活かせる力の出し方で動けていることになります。