毎月代々木とつくばで1回ずつ、ランニングイベントを開催!どなたでもご参加できます。
主にランニングフォーム改善とスピード強化を目的としたプログラムです。
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【イベントレッスン報告】スピードの限界に挑戦!速く走るための走技術練習とスピードチェック
投稿日: 2019年 4月 16日 火曜日
『スピードの限界に挑戦!~走動作のテクニックと基本的なスピード走能力のチェック~』と題して4月13日に開催したイベントレッスンの報告です。
ランニングのパフォーマンス(≒走力)は、様々な要素から成り立ち、結果が導き出されます。その中でも基本となるのがスピード走能力。その限界まで速度を上げて走る機会は、競技スポーツとして走っている方以外は、少ないと思います。
EVOLU(エボーリュ)ランニングクラブの練習会では、常にスピードを意識して反復練習していますが、今回のイベントでは、高負荷ランニングの持続時間でエネルギー供給(代謝系)が変化する点に着目した内容で実施しました。40秒走、60秒走、90秒走のそれぞれの意味は、近野コーチがブログで書いています。
レッスンの流れと内容は下記の通りです。
①ウォーミングアップ
ジョギングの後に、意識ポイントをお伝えしながらの体操
②動的ストレッチ
ベントオーバー、サイドベント、膝立ちツイスト、ツイスト動作
③動き作り(動的走ドリル)
腕回しランやカリオカ、脚のスイング動作、脚の振り上げ動作、バウンディング、二―アップジャンプ、ツイストジャンプ、ハードル動作走、など
④走技術練習
さらに難易度を増すレッスン内容へ移ってきます。
・腰部(腰仙関節や股関節)のストレッチ
⇒片脚立ち&遊脚リラックス
・両脚ジャンプからの脚部脱力練習
・2ステップジャンプ&遊脚動作リラックス練習
①⇒②⇒③⇒④と段階的な準備(動作習得)経て、リラックスして速く走る練習を繰り返して、いよいよメインイベントの時間走へ!!
⑤90秒走
まずは、90秒走からスタート。最初からガンガン飛ばす方もいれば、残りの2本(60秒走と40秒走)を考えて、抑えめに走る方もいました。各々の事情と感覚で、そこは全直とマイペースの選択の中で時間走に挑戦いただきました。
⑥60秒走
次に60秒走。「60秒で○○メートル走れば、1キロ○○分○○秒ペースだよね」と互いに計算し合う会話が弾みます。ですが、走り出すと皆さん真剣な表情に豹変(笑)。
⑦40秒走
最後が、40秒走。走り終わってから乳酸が出るような時間です。最後の走練習とあって、皆さん、飛ばして走っていたように見えました。
90秒走から全力を出し尽くした方は、60秒と40秒走まで、終始、苦しそうでしたが、一様に「久しぶりにペースを上げて苦しかったけど、楽しかった」と言っていただきました。いつもと違う苦しさを味わった方は「今までにない感覚で面白かった」と。
⑧クールダウン・整理運動
高負荷をかけたカラダに残る疲労物質をゆっくり流すようにスロージョギングと体操
ご参加いただいた皆様、お疲れさまでした!
盛り沢山の練習内容と中距離の全力走を、お楽しみいただけたようで、見ているスタッフも楽しくなるイベントでした(苦しかった方には申し訳ありませんが:笑)。
また、時間を開けて、このような種類のイベントを企画したいと思います。ご参加いただき、ありがとうございました。