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ウエイトトレーニングは必要なのか?

投稿日: 2014年 12月 1日 月曜日

冬期練習も始まり、ここ最近はウエイトをしっかりやっています。

私は高校から陸上をはじめましたが、
高校時代はウエイトなんてほとんどやった事などありませんでした。
やり方も全然分からなかったし、「中距離だからウエイトなんて必要ないでしょ。」
なんて当時は口にしていたと思います。
まさに「井の中の蛙大海を知らず」でした…。

今でも中には、中距離・長距離が専門だから。現状走れているから。などと思って、
ウエイトが必要ないと思う人は、少なからず居るのではないでしょうか?
自分に何か考えがあって、「必要でない」と選択するのであれば、それは悪い事ではないと思います。
ただ私は「必要である」と思ってトレーニングに組み込んでいます!

 

私がウエイトトレーニングに対して意識が変わり始めたのは、大学1年生の冬でした。
その年の冬に大きな怪我をしてしまい、
出来るトレーニングがウエイトや補強ぐらいしかなかったので、
ただひたすらにウエイトや補強をしていました…。
(おそらくあまり知識もなく、重いものが持てるようになるだけを目標にやっていたような)
年も変わり、学年も一つ上がった春先に怪我が治り、シーズンが近くなった頃..
冬期の間に走っていない(走れていなかった)現状に、焦りが大きかったと思います。

しかし、久々に走った私は「身体の変化」を感じました。
走るときに大きくブレていた走りが、
ブレのない安定感のある走りとなり、前に進む感覚が強くなりました。
確実に何かが変わった気がしました!
(ガタイも大きくなったと周りからも言われましたが…笑)
おそらく長い間走っていなかったからこそ、走りの変化がすぐに分かったのだと思います。

 

それからパフォーマンスはコンスタントに発揮できるようになりましたし、
あの期間があったからこそ、今の私がいると思ってます。
加えてウエイトトレーニングってすごいなと思った瞬間でもありました!笑
狭い世界観で物事を見ていた自分が恥ずかしかったです。

今ではウエイトトレーニングに関しての「知識」を持って、
トレーニングに励んでいます。

何をどのようにすれば、どんな効果が得られるのか?
トレーニング全てにおいて共通する事ですが、
やり方一つでトレーニング効果は大きく変わってきます。
ウエイトにしても、「重いのを持ち上げるのか」「軽いのを持ち上げるのか」
「速さ」「休息」「動作方法」etc…
様々な要素が組み合わさって一つのトレーニングを形成します。

「怪我予防」「筋肥大」「神経系発達」「動きづくり」「リハビリ」etc…
目的に合ったやり方をバランスよくこなす事が重要です!
ぜひ自分に合ったウエイトトレーニングを見つけて実践してみてはどうでしょうか?

出来ない事(動き)を一つ出来るようにするだけでも、自分の世界観が大きく変わっていくと思います。
アスリートLabでは[Lab推奨理論]を展開しています。
今後ウエイトに関する<理論>や<実践>記事も増えていくので、
興味のある方は目を通してみてください!

たまには真面目な話をしてみました。笑
EVOLU 中村康宏