毎月代々木とつくばで1回ずつ、ランニングイベントを開催!どなたでもご参加できます。
主にランニングフォーム改善とスピード強化を目的としたプログラムです。
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いよいよ始まりました!『国際ランナーへの道』プロジェクトレッスン
投稿日: 2014年 12月 7日 日曜日
『国際ランナーへの道』(全10回)が始まりました。
このプロジェクトレッスンについての説明と第1回目の報告をさせていただきます。
このレッスンのコンセプトは、正しい身体の使い方を身に付けて、リラックスした状態で速く走れるようにすること。つまり、速いペースで走れるようになることで生まれる『余裕度の開発』と力を入れないで走ることで生まれる『持続力の向上』が狙いです。
速く走るには?
を簡単に方程式で表すと、「速く走る」=「パワー」+「伝達力(フォーム)」 となります。
ただし、トラックレースで速く走るわけではないので、マラソンの場合、パワーは要りません。
ですから、マラソンの場合は、
「速く走る」=「余裕度(小さいパワー)」+「伝達力(フォーム)」+「効率(フォーム)」
と言い換えていいでしょう。いわゆる、ランニングエコノミーです。
余裕度を説明するとするならば、例えば「5キロのスピードが上がれば、マラソンのペースは楽に感じる」ということです(経験上は、10キロが最も関連性が高い)。
伝達力を説明すると、「1回の接地動作でどれだけ力を地面に伝えられるか」ということであり、伝える能力が高まれば、少ない力を発揮するだけで済みます。ポイントはたくさんあります。
ランニングの場合の効率とは「伝えた分だけ進む」ということです。「力を加える方向性」だったり、「推進力を生む姿勢や重心位置」だったりを指します。
これらを習得してもらうために、我がエボーリュのアスリートLabでは、「初マラソンレッスン」やレベルアップを図る「国際ランナーへの道」というプロジェクトを提供しているわけです。
では、昨日、実際に行った内容を紹介します。
寒い中、なかなか良いトレーニングができたと思います。
① ウォーミングアップを兼ねた「身体の使い方のドリル」 肩と骨盤の連動性、股関節など
② 1本1本で意識するポイントを変えて丁寧に走る「100m×10」
③ 100m走で得られた感覚を残して、リラックスして走る「4000mビルドアップ走」
参加者の皆さん、それぞれ特徴のある走りをされていますから、できるだけ多くのヒントを出して、その中から自分に合う感覚を探り当ててもらうことが大切だと思っています。
ランニングにとって普遍の共通項目だけでない「それぞれの方が “なるほど~” を得る」ことを目標に実施していきます!
今後は、質の高い「スピード練習」や「インターバル」を考えて提供していきます。
1人でも行えるメニューを基本とし(当レッスンは土曜日なので)、翌日の日曜日に「長い距離を楽に進む感覚で走ってもらう」という流れで考えていただきたいです。
皆様の『記録向上』や『爽快なランニング』という願望にお応えできるエボーリュでありたいと思っています。
↓『国際ランナーへの道』 プロジェクトレッスンの日程その他詳細は、こちらから↓
http://athlete.evolu.co.jp/wp/project-lesson02/