レース対策
マルチティアトレーニング
投稿日: 2015年 1月 20日
マルチティアトレーニングとは、トレーニングを考える時(計画)においてランニングの他にも、
サーキット・ウエイトトレーニング・ストレッチングなどの要素(計画)を組み込み、マルチ的にトレーニングを行なうことである。
走動作のみで、自分が必要とする能力を満遍無く鍛えることが出来れば、それに越した事はないが…
「様々な動作に対しての体の使い方」・「パワー出力の向上」・「技術」(これ以外にもあるが)といったものは、走動作とは別のトレーニングを代用することで大きな効果(リターン)を得ることが可能である。
例えば1500m走を専門にしている選手においてトレーニングを考えると、
800m走のスピードトレーニングも必要であり、5000m走のトレーニングも必要である。
要は専門種目のトレーニングだけを行うよりも、様々なトレーニングを行うことで、専門種目にとっても良い効果が高まる。
領域1:持久走・ロングジョグ(Jogペース)
領域2:ペース走・ペース変化走(5000m~)
領域3:ベースペース・レースペース(1500m~)
領域4:レースペース・インターバル(800m~)
領域5:動きづくり・技術走・プライオメトリックス
領域6:サーキット・ウエイト・補強
領域7:レース・テスト走・(治療)
ウエイトトレーニングやサーキットトレーニングを組み込むことで、故障の予防や基礎的能力を向上させることが可能。
トレーニングのバランスと取り入れるタイミングが重要である。