EVOLUランニングクラブ

毎月代々木とつくばで1回ずつ、ランニングイベントを開催!どなたでもご参加できます。 主にランニングフォーム改善とスピード強化を目的としたプログラムです。
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力を抜くことの大切さ!『国際ランナーへの道』レッスン

投稿日: 2015年 2月 14日 土曜日

2月14日 『国際ランナーへの道』プロジェクトレッスンを開催しました。

本日、参加していただいたランナーの方、全てリピーターの方でした。いつも通りの流れでレッスンを実施していますが、ランニングフォーム(動き)は、とにかく繰り返すことで変化させていくしかないと思います。長い年月をかけて培われた身体の使い方を変えるには、それ相当の時間をかけて反復しないと難しいと思います。

ただ、大きく変える必要はありません。というか、現実的に無理です。小さな変化を積み重ねて、数ヵ月後に大きな変化が起きているということだと思います。

なので、今回もしつこく繰り返して行ってもらいました。

1.動きのドリル
肩が動くように入念に動かしていきます。下半身の使い方を身体に覚え込ませます。そして、上半身と下半身の連動や連携を習得してもらいます。リピーターの方々ですから、確実に進歩していますね。力を抜いて動かすポイントがありますので、その感覚を掴んでほしいのです。

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2.段差を利用したトレーニング
重力に逆らって上る運動は、身体の使い方が自然と良くなり、腕のタイミングが合っていきます。とくに、力を入れるところと抜くところが理解しやすいトレーニングです。押す方の脚は、膝を伸ばすことをとくに意識してもらいます。逆脚は、リラックスして動かします。

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3.ミニハードル走
越えるべき障害物があると、越えるために自然と身体の使い方ができます。膝が上がらない人でも、上げて走ります。つまりは、膝を上げるために、腕や背中を使うわけです。皆さん、良い走りになっていきます。

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4.ペースダウン走
300mのペースダウンする変化走を行いました。100m走をやや速く行い、そのまま続けて、ペースを落として200m走ります。それを意識する動きのポイントを伝えて、1本1本丁寧に実施します。途中でペースを上げようとすると力が入りがちですが、逆にペースを落とそうとするとリラックスしやすいと思います。力を抜いても、動きをキープすることをテーマに行いました。みんなで走ったために、つられてペースが速くなってしまったようですが。

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力を抜くことは、ほんとうに難しいと思います。力を入れるべきポイントと抜くべきポイントを覚えると、楽に進むようになるはずです。「力を抜く」=「動きやすくなる」=「無駄なエネルギーを使わない」という良いことばかりです。力を入れるのは、要所要所だけでいいのです。(もちろん、力を入れるポイントも伝えています)

皆さんも、ご自分の走りの中で、無駄に力を入れていないか、セルフチェックしてみてください。何かが変わる“きっかけ”になるかもしれませんよ。

そんな“きっかけ”を掴みたい方、一度参加してみてください。
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