近野義人のブログ
身体のひねりとランニング
投稿日: 2015年 3月 31日 火曜日
ランニングフォームを考える上で身体を捻る動き(ねん転動作)に
使われる筋肉はとても重要と考えます。
肩・股関節の動きを調整しているのがそれらの筋肉なので、
体幹にあるそれらの筋肉が働かなければ、体軸を強くしたり、
ランニングのストライドを大きくすることなどが難しいからです。
肩・股関節、いわゆる四肢の動きが良くなれば連動しやすくなりますが、
それを誘導する筋肉をタイミング良く動かせることも必要となります。
ランニングの動作で肩と腰の動きを調整するのが腹部、
腰部の表層にある筋肉の『グローバル筋』で、
腹直筋や内・外腹斜筋・広背筋などがそれにあたります。
それを脊柱(背骨)を中心に姿勢の保持やスムーズな動きを調整する
筋肉が『ローカル筋』で、腹横筋・多裂筋などがそれにあたります。
『ローカル筋』は姿勢の保持やスムーズな運動にはとても重要であり深層部に位置し、
『グローバル筋』に『ローカル筋』が加わって正確で効率の良い動きが生まれます。
この『ローカル筋』の果たす役割が大きいのです。
大きい表層の大きい筋肉だけではなく、体をひねるなどのトレーニングをミックスさせる、
『グローバル筋』と『ローカル筋』
これらを効率良く鍛えることを考えてトレーニングすることをお勧めします。
EVOLUランニングクラブ練習会では動きづくりなどで、
動き方のポイントなどを紹介しています。
また、来月から始まるEVOLU WEBレッスンのレッスン動画で、
紹介していきますのでそちらもご活用いただければと思います。