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近野義人のブログ

ローカル筋をランニングに活かす②多裂筋

投稿日: 2015年 5月 8日 金曜日

前回のブログで『ローカル筋』である『腹横筋』について簡単にお話しさせていただきましたが、
今回は『ローカル筋』の一つである
『多裂筋』
についてお話したいと思います。

『多裂筋』は脊柱(背骨)を安定させるために働く、比較的深層部にある筋肉で、
仙椎から頸椎まで2~4の椎骨をまたぐようにつき、
上体を起こす・ねん転・側屈動作をする際に働きます。
また、『腹横筋』の働きを補助すると共に、腰痛に非常に関係性を持っています。

多裂筋①

多裂筋②

『多裂筋』はランニングにおいては、
・姿勢の維持(伸展動作)
・腕振りの時に腕を引く側の筋肉が収縮し、
逆側は伸展(回旋運動)
に大きく関係します。

多裂筋③

上半身を連動させて動かす為には、
『ローカル筋』である『多裂筋』に意識をした動きづくりが必要と考えます。
その為にも、写真のように肩関節の動きに制限を加え、
回旋運動に必要な最低限の動きから始め、
ダイナミックな動きに必要な『グローバル筋』を導入し、
動きを発展させる順序で動きづくりを行うことが重要と考えます。

正確な動きを身に付けるには、自分の身体の動きに気づき、
コントロールできるようになる事が、
理想のランニングフォームに近づく第一歩になると考えます。

 

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