主観と客観を養う練習＠ランニングクラブ

投稿日： 2015年 8月 4日 火曜日

「主観と客観の眼を養う」

フォーム改善を目的とした技術練習において、必要な力です。

★自分の動きがどうなっているか（感覚）＝主観
★自分の動き（動画など）や相手の動きがどうなっているか＝客観的な眼

技術を習得するためには、①トライ→②フイードバック→③修正の繰り返しなので、
①だけでは動きの変化が生まれません。
②③を養うために、

ペア練習

は効果的な練習方法です。

先週は、いつも行っている体軸を安定させるためのスタビライゼーションや
動きづくりをペアで実施し、ペアに確認してもらうことで自分の動きがどうなっているか、
すり合わせ作業をして主観的な感覚を養い、相手の動きをチェックすることで、
客観的な眼を養っていけるようにしました。

土曜日は猛暑の中だったので、走技術練習を中心に進めました。

また、コンディショニングを目的とした100ｍのスプリント走を取り入れていきました。
暑さの影響でこの時期は内臓にもかなりの負担がかかり、身体の機能も低下気味です。
全身をダイナミックに使うスプリント走で血流を良くし、代謝を促進していきました。
こういったコンディショニングトレーニングも大切だと思います。

マーカーを使った技術走ではインターバルを広めにしたダイナミックなフォ―ムから、
インターバルを狭くしてＪＯＧの動きに落とし込み、動きの余裕度を体感
できるようにしていきました。

最後は、ペアでの筋トレ！普段より負荷を大きくしていきました。
下半身強化のおんぶや、上半身・体幹強化の手押し車は懐かしかったようで、
みなさん、楽しく取り組まれていらっしゃいました！
手押し車はバージョンアップ付きでしたが、やはりランナーは（自分に）負けず嫌い？
な方が多いようで、どんどんチャレンジしてく姿が印象的でした！笑

背筋や腸腰筋は弱化しやすいパーツです。また、女性は下半身に比べて上半身が弱いので、
この2種目はかなりおススメの種目です！

暑い中にも関わらず、みなさん、一生懸命取り組まれています。

限られた週2回の練習会で、何が必要か、どんな練習が効果的か、
スタッフも常に模索しながら、
皆さんがレースで笑顔になれるようなトレーニング内容を提供していきたいと思います！