連動と安定したフォームの為に＠ランニングクラブ

投稿日： 2015年 8月 27日 木曜日

「背面を意識した体軸強化」

先週の練習会は四肢の連動と体軸の安定に繋げるために、
背中側の筋肉の使い方をポイントにして行いました。

 

背中を意識した軸づくり（水曜日）

動きづくりでは2人組で引いた腕を少し押すことをポイントにながらお互いをサポート。
静止しした状態でトレーニングを行うことで、各関節の使い方が分かりようになり、
また、相手のサポートを行うことで視覚から動きを覚えることもできます。
動きながらでも腕を引いたところで腕が戻らないかをチェック、
背中側の力が入っているかをお互いに確認しながら行います。

動きづくりの仕上げとして段差の下り利用し負荷を加えて強化。
走りは芝生とトラックを併用し80m＋100mと比較的短めの距離で行い、
スピードを出す動きの中で体軸崩さないように意識した走りを心がけてもらいました。

 

後への移動と股関節の動き（土曜日）

動きづくりに後方移動の動きを加え、普段とは違う身体の使い方にチャレンジ。
関節の移動方向が変わるだけで、主働（収縮）と拮抗（伸張）の役割が変わり、
筋バランスが整えられ普段は意識の難し部位も動かしやすくなります。

後半は階段の段差と使った股関節トレーニングと乗り込み練習。
股関節の動きを手のひらで確認しながらの上り動作、
その後は最近行っている段差を利用しての乗り込み練習。
『重力を利用した走技術練習』

 

走りは乗り込み練習をつなげるイメージで200m3本を2セット。
歩数の確認、歩幅を広げて、スピードアップと1本づつポイントを変えて、
最終的には最大スピードでの歩数を確認するところまで行いました。

実際の歩数を数えることで自分のストライドがわかり、
スピードの変化に伴った歩幅の変化を知る事ができます。
無駄の無い走りでのストライドを広げることができれば、
体力の消耗減少やタイムの短縮に繋がります。

 

今週が8月最後の練習となり、週末は北海道マラソンが行われるなど、いよいよシーズンが始ます。
春から取り組んできた肉体改造が実を結ぶために、引き続きサポートして参ります。