EVOLUランニングクラブ

山田里美のブログ

初めまして。山田里美です。

投稿日: 2014年 9月 29日 月曜日

初めまして。

EVOLUアスリートクラブ・コーチの山田里美です。

現役時代は400mHを専門に取り組んでおりました。
大学卒業後は公立中学校の講師として、保健体育指導や陸上競技部の顧問を務めました。
学生上がりのこの2年間は右も左も分からず無我夢中で、本当に生徒や周りの先生方、
そして保護者の方々から沢山育てていただいたように感じます。(すみません・・・)

その後は青年海外協力隊員として2年間ミクロネシア連邦国(ポンペイ島)に派遣。
ここでは現地の小学校で体育指導や陸上クラブでのコーチングを行いました。

この2年間の経験が今のコーチ業の基盤になっているように感じます。

まず、授業で言葉が思うように通じない。生徒も私も母国語以外の英語を使って授業を
しなければなりません。泣
しかし、この環境が「生徒を良く観る=観察眼」という指導者として大切なことを学ばせて
くれたように感じます。言葉が思うように伝わらないので、生徒を良く観て指示をする
タイミング、間の取り方を絶妙に取ってシンプルに伝えていかないと、授業がバラバラに
なってしまう。この訓練が後の実業団でコーチをする基盤になっていました。

ミクロネシアの子どもたちから教えてもらった「物がない中での工夫や知恵」は忘れられない
思い出です。

短距離出身の私ですが、帰国後は縁があって、実業団女子中長距離チームでコーチを務める
ことになりました。

ここで、人生の転機が訪れます。

まず、短距離出身の自分にとって、長距離、マラソン種目は感覚としては未知の世界。

所属していたチームはオリンピックや世界陸上など、日本代表になる選手が所属しており、
コーチと選手が人生を賭けて世界と戦うためのチャレンジをしていました。

そういった本物の現場でコーチングや長距離、マラソン種目の理論や実践論を1から学ばせて
いただきながら、自分の経験した専門種目以外を深く学んでいくことはとても新鮮でしたし、
このチームで自分の役割を果たすために日々、試行錯誤の連続でした。

数年後、監督から中距離選手(800m/1500m)の育成を任され、ここで人生において自分が
本当に目指すものがハッキリしました。短距離選手としての経験と長距離、マラソン種目で
学んだ理論や実践論を融合させ、中距離種目を突き詰めていくことは本当に楽しく、
魅力的でした。

そして、コーチとして責任を持つ中で選手と一緒に作り上げていく共同作業が始まりました。
答えがない未知の領域に向かって、日々、選手の感覚とコーチの感性を擦り合わせながら
選手が掲げた目標達成に向かって一緒にチャレンジしていく。そして目標を達成した時の
選手からもらったあの震えるような感動や喜びは、自分の選手時代に感じた喜びとは比に
ならないくらいのものでした。
そして、心の底から「コーチになりたい」と思いました。

アスリートLabとして新たなチャレンジが始まりました。

キッズからシニアまで幅広い年齢層を対象に、様々なコンセプトを持った方々へのパフォー
マンスアップ支援事業を展開していきます。

コーチとして、目標達成に向けて共に作り上げていく喜びの神髄を大切に、一緒にチャレンジ
していきたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

山田里美

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