山田里美のブログ
夏の思い出 ~ルクセンブルクという国~
投稿日: 2015年 9月 17日 木曜日
いつの間にかすっかり秋らしくなってきましたね。
つくば市で自転車生活をしているので(笑)、秋の風を感じることが多くなってきました。
いつの間にか空気が冷たくなっていて、「秋だなぁ~」と感じながら自転車に乗っていると、まだ青色の「いが栗」を発見!
季節を肌で感じやすい自転車生活も悪くないな・・・と感じます。笑
季節の変わり目なので、今回のブログはこの夏を振り返りながら、”夏の思い出”を書きたいと思います。
私はひとり旅が好きです。
感性のままに、その土地の文化や衣食住に触れたり、人と接したり、その土地の雰囲気を五感で感じていく旅のスタイルが好きです。
同じ地球上にいて、こんなに価値観や生活スタイルが違うんだ・・・と、違いを体感していくのが純粋に興味深く、楽しいです。
今年の夏、7月のヨーロッパ遠征(ベルギー)では、フライトスケジュールの関係で最後の1日はフリーだったので、ふらっと電車でひとり旅をしてきました。
ベルギーは四方をフランス、ドイツ、オランダ、ルクセンブルクの4か国に囲まれています。フランス、ドイツ、オランダは何となく行く機会がありそうですが、ルクセンブルクはなかなか行く機会がないと思い、今回はルクセンブルクに行ってみました。国土は神奈川県くらいの大きさで人口48万人という小国ですが、金融業が発展した経済国です。
まずはブリュッセルセンター駅でルクセンブルク行きのチケットを購入し、出発。
ルクセンブルクまでの3時間半はほとんどが黄金色の麦畑でした。さすが、農業国のベルギーですね。これがビールの原料になるんだろうな~笑
ルクセンブルクの首都・ルクセンブルク駅に到着!駅内の天井はブルーの世界地図★キレイでした・・・
駅から15分くらい歩くと、旧市街へ。ルクセンブルクの旧市街はペトリュス渓谷があり、世界遺産に登録された城壁都市です。要塞群は素晴らしく、中世の古い歴史を感じる景色は不思議とタイムスリップしたような感覚になりました。
いきなりSPが出現!「ダレ?」と聞くと、無言で首を横に振られました・・・当たり前ですよね。笑
ということで、観光している外国人に聞いてみると「隣国の大使みたいよ!!」と気さくなおばちゃんが笑顔で教えてくれました。笑 偶然も旅の面白さですよね。
ノートルダム大聖堂。静寂した雰囲気は神秘的でした。ロウソクを灯してきました。
ヨーロッパの街を歩いていると、所々、複雑な歴史的背景を感じます。
今も中世の街並みをそのまま残し、そこに今の生活がある雰囲気は、その土地を大切にしている気持ちが伝わってくるような気がします。
最後は旧市街の中心広場でゆっくり夕食を取りました。
歩いて再びルクセンブルク駅へ。レアなルクセンブルクビールをお土産に買って、ブリュッセルへ戻りました。
遠征で海外へ行くこともありますが、やはり仕事モードなので、その土地を感じるような心理的状況ではありません(笑)そういった意味で、今回は遠征の最後に有難い貴重な時間をいただくことができました。
でも、仕事以外でも日常生活の様々な場面で物事を深く観察したり、考えたり、感じたりする機会を持つことで、少しずつ人としての感性や物事を深く観る目を養っていくことができるのではないかなと思います。
感性や観察眼はコーチングに必ず活きていく気がします。経験や機会を大切にして、これからも様々な場面でコーチとしての修行を続けていきたいと思います!