関節の動きを意識＠ランニングクラブ

投稿日： 2015年 12月 4日 金曜日

先週・先々週の水曜日は雨が続きましたので、練習会は室内でのトレーニングを行いました。冬になると寒さから動きの少ない技術練習を行うことが少なくなるので、外で走れない時こそ基礎を身につける時間として活かします。

屋内での練習は、
・体幹の強化と柔軟性向上を目的としたコアトレーニング
・動的な柔軟性を高める体操
・体重移動と体軸を意識した動きづくり
・体幹と四肢の連動性を高める補強運動
などが主な練習内容です。

今回は特に

『関節の動きを意識』

ことをポイントに行いました。
動きづくりは軸足に意識をおいての重心移動トレーニング。
かかとで地面を押し軸を安定させて、逆脚を振り出して前方へ移動をさせる動きです。軸足の股関節を使えるようにする為には、まずは足関節を意識して使えるようになる必要があります。かかとから踏める足関節の使い方ができると、膝関節の動きが調整され、股関節に力が入るようになります。そうなることで臀部を意識して使えるようになり、逆脚を振った時に重心移動の伴った走りに近づけられるようになります。

室内トレーニングの最後に補強トレーニングでV字腹筋をおこないました。V字腹筋は単純な動きのトレーニングですが、腹筋だけではなく、身体の前面全体の筋肉を動員させるトレーニングであり、また上半身と下半身との連動性が備わっていないとできないトレーニングであります。V字腹筋がしっかりできる状態になれば、身体の前後のバランスを整えることができ、機能的な身体を維持することにつながります。
他にも腕立て伏せを腕と肩甲骨の動きを連動させておこないました。関節の動きを意識をすることで関節の使い方と動かすタイミングがわかるようになり、結果として肩関節の動きが良くなり、肩と腰の連動した動きもつながります。

土曜日は両日とも天気が良く屋外で練習を実施。先週は足元の明るい時間に道具を使用したドリルを行いました。
関節の動きを意識したトレーニングを行っていることで、動きづくりやラダートレーニングなどでフォーム調整もしやすくなり、正しい動きで反復練習することで、ランニングフォーム修正と改善にもつながってくると思います。

EVOLUランニングクラブは寒い冬場でも様々な形で練習会を実施しています。走るだけでは無く、体幹の使い方や関節の機能改善トレーニングなども実施しています。
是非一度ご体験下さい！お申込みお待ちしております。

【EVOLUランニングクラブ】