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[かわさきフェスティバル]結果報告
投稿日: 2014年 11月 3日 月曜日
11月1日に、かわさき陸上競技フェスティバルに出場しましたので報告します。
結果は 1’49″47 全体2着でした。
2週間ほど前の国体から、自分の走りに弱気になり、
メンタル部分での調整が本当に困難な状態でした。
当初は、「もう試合には出たくない」とさえ思ったほどでしたが、
今では出場して良かったと思っています…。
今大会は招待選手が集まる、「設定レース」という事で、
準備としては、不安のあるハイペースでの中間疾走部分と、ラスト100mの腕や顔が上がってしまう動きの修正や、切り替えに重視して、トレーニングを行なってきました。
当日の設定は、1枚目のペースメーカーが52″を切るペースで400mを通過し、2枚目のペースメーカーが、1’19″で600mまで走るというものでした。
昨年と同様、雨天で肌寒いコンディションでしたが、レース内容としては、予定通りにペースメイクをしてもらい、自分は4番手(ペースメーカーを含む)の位置でレース運びをしました。
まさに自分がレースを支配できる位置や、パターンであったと思います…。しかし、そこで「勝てない」という事実は、まだまだ自身が弱く、甘いのだと感じました。
日の丸を背負い、世界大会のレースで勝つという目標に対して、現在の自分は、「甘さ」ばかりです。
今大会のタイムとしては、1’46″台、1’45″台には遠く及ばないものでしたが、ラスト100mでやろうとした事は少し形にできた、唯一良い点だったのではないかと思います。
後半シーズンは苦しいものとなりましたが今一度、
自分を見つめ直して、来シーズンには必ず成長したいと思います。
今シーズンを振り返ると、本当に「挑戦」の年であったと思います。
2月にはアジア室内に出場し1’44″台の選手らと走り、3着銅メダルを取れました。その後、右脚ハムストを軽度の肉離れをしてしまい、3月、4月と苦しい中でトレーニングをこなしていました。4月には5年間お世話になった筑波大学を離れ、新しい地で「仕事」と「競技」を両立し、7月には初めてヨーロッパ遠征を経験させていただきました。
多くの新しい挑戦や、経験をして、
改めて周りの環境や支えてくれている方々に対して感謝をしています。
恩返しをするためにも、自分の甘さに負けず精進したいと思います。
本当にご声援ありがとうございました。
来シーズンも何卒宜しくお願いします!
あと少しで本厄もようやく終わりです。笑
EVOLU 中村康宏
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