近野義人のブログ
足関節(足首)の使い方
投稿日: 2015年 2月 13日 金曜日
今回は足関節(足首)の動きに注目してみました。
皆さんは普段、足首(足関節)どのように意識して使ってますか?
立っている時やしゃがんだ時、歩きや走り、階段と坂の上り下り等、
どのように使っているでしょうか?
では、少し考えてみましょう。
歩いている時に足首を足の裏側に動く(底屈)力が過度に働いていれば、
ふくらはぎが張ったり、攣ったりする可能性があります。
また、足首の角度を調整することで前方への移動がスムーズになり、
急こう配の坂を上る場合足首は足の甲側動く(背屈)力が必要になり、
こう配が緩やかな上り坂でも平地より足首は甲側に曲がります。
これをマラソンのレースに置き換えてみて下さい。
レース終盤のけいれんやつりが多い方は、
もしかすると足首を過度に使っているかもしれません。
また、足首を伸ばす動きが入ると足の軌道が大きくなり、
足の流れの原因になりかねません。
私のイメージする無駄な動きの少ない足の運び方は、
簡単に言いますと、
軸足にしっかり体重をかけて体が前方に移動したら、
足が流れないように足首を甲側に曲げたまま足を前に出し、
足の裏全体で踏み込みます。
少し細かく言いますと、
軸足に体重を乗せ体が前方に移動している時に、
足の裏全体で膝を押し出すように足を振り出し、
足が前方に来たら膝を振り下ろすように、
足裏を地面に置き体重を乗せて荷重をかけます。
そんなイメージです。
変わりにくいですかね?
つま先の動き一つで足の軌道が変わりますので、
皆様も普段の歩きや走りの中で足首をどう使っているのか、
注目してみて下さい。
何か発見があるかもしれません!