山田里美のブログ
ジュニア期に必要なこと
投稿日: 2015年 3月 13日 金曜日
2月中旬から3月上旬まで合宿が続いておりましたが、やっと東京に戻ってきました。
東京も春の兆しを感じる季節になってきましたね♪
同時に花粉がすごいことになっておりますが・・・・泣
この3週間は陸上三昧で、名城大学&城西大学合同合宿、日本陸連中距離研修合宿、
日本陸連・実業団中距離春季合宿、岩手県国体強化選手指導(中距離)に参加してきました。
その間に、今年の北京世界陸上の代表選考でもある東京マラソン、びわ湖毎日マラソン、
名古屋ウィメンズマラソンもありました。
中長距離のジュニア、大学生、実業団選手への指導、跳躍コーチから指導を受けた
ジャンプ講習会、短距離・跳躍・投擲種目の練習見学、マラソン観戦を通して、
様々な刺激を受ける期間でした。
もっと速くなるためには・・・
何が必要か?
何が違うのか?(違いを生み出す違い~DMD:Difference Makes Difference~)
現場にいて、選手の動きを観ている時にいつも考えているテーマです。
選手の動きを観ることで、問題の本質をカタチとして発見できたり、
新たな発想の転換が浮かんだりします。
そういった意味で、様々な世代、性別、種目を交えた環境の現場において、コーチとしての
「気づき」が沢山詰まった時間でした。
その中で改めて実感したこと。
それは、「ジュニア期の基礎体力の徹底」でした。
先日、等々力競技場で陸上競技の名門高校の練習を観る機会がありました。
そこで観たのは、特に、軸・股関節周囲の基礎トレーニングを正確に、かつ徹底して
行っているトレーニング風景でした。
陸上競技の名門高校は、この基礎トレーニングを徹底して行っています。
一連のトレーニングを見て感じたことは、ジュニア期のパフォ―マンスにおいての
大きな差は、基礎体力レベルの差であること。
当たり前のことですが、選手の動きを観て、心底実感しました。
エボーリュ・ジュニアアスリートクラブでも基礎体力向上に向けたトレーニングを
今後もより徹底して強化していきたいと思います。
【おまけ写真】
合宿帰りの機内から見えた夕日風景。羽田空港周辺にて。